
京都・竹ノ御所流精進料理がいただける小金井市の
三光院へ行ってきました。
気候のよい時期なので、友人といっしょに近くにある小金井公園を散歩してから行くことに。
玉川上水を越え住宅街を抜けて行くと、突然静寂につつまれたお寺が現れました。
三光院は臨済宗の尼寺で、京都の尼門跡寺院曇華院に伝わる竹之御所流精進料理は、雅な尼寺料理として室町時代から受け継がれてきたものだそうです。
季節を感じさせてくれる素材1つ1つが丁寧に調理されています。
お昼のコースは3500円、4600円、5800円の3種類で、予約が必要です。
今回私がいただいたのは花(3500円 一汁四菜)。
お料理を作っているのは、意外にもフランス家庭料理研究家であった西井郁さん!
日本の原風景を純粋に勉強したい、日本料理の神髄を知りたいとの思いから、三光院の住職・星野香栄禅尼に師事し、京都竹之御所流精進料理の後継者になられたそうです。
精進料理とフランス料理が結びついて、新しい精進料理の世界が広がっています。
まず初めに最中とお抹茶が供されます。


京都のお寺などでは、精進料理の前にお茶菓子とお抹茶が出されることが多いようです。
なぜなのかはっきりとはわかりませんが、「道中お疲れでしょうからまずは一服してください」というおもてなしの心なのではないかと私なりに解釈しています。
お煮〆

大和芋を海苔巻きにしたもの、牛蒡を3時間煮込んだ胡麻和えをはじめ、どれもがみなおいしかったです。
ごまおかべ(胡麻豆腐)

胡麻の食感が残っていて、お出しの風味もすばらしく、私は今まで食べた胡麻豆腐の中で1番おいしいと感じました。
空豆と若芽の冷たい煮物

木枯(ナスのおでん) (宮中の言葉では「おでん」は「でんがく」のこと)

この後に1口吸い物が出ますが、写真を撮り忘れました!ごめんなさい。
昆布のお出しのきいた昆布茶のようなお吸い物です。
グリーンピースごはん、香の物

贅沢なものは使っていないし、奇をてらったものでもないのですが、1つ1つの素材が大切に心を込めて調理されていることが感じられ、何か手のこんだすばらしいご馳走をいただいた満足感が心に残ります。
これがきっと「おもてなしの心」ということなのでしょう。
お料理に合うお酒ということで京仕込みのキンシ正宗を用意してありましたが、とても軽くてサラサラ飲めるおいしいお酒みたいですよ。(私は飲めないのでワカリマセン)
西井郁さん・三光院に関する興味深い記事を見つけましたので、2つご紹介しておきます。
「精進料理は感謝の心」「心なごむ尼寺の精進料理、ほのかに香るスモーク豆腐」豆腐から作られたチーズケーキのような「インドのうさぎ」というお料理が6月にはいただけるのですが、これがとても評判らしく、私も興味ありありなので、また行ってみたいなーと思っています。
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(三光院 精進料理)