コメント欄に「マクロビオティックを始めてから生理が来なくなったのですが」というご相談が何件もよせられたので、そのことに関して私の思っていることをお伝えしようと思います。
そんなに生理がこなくなる人が多いのかしらと思い調べてみたら、けっこう多いようで、ちょっとびっくりしました。
マクロビオティック的な考え方からいくと、体が新しく生まれ変わるための準備をしているとか、好転反応の1つであるとか、しばらくすると生理痛のない周期の安定した良い生理がくるようになるなどと説明され、心配する必要はない、ということになるようです。
ただし、自己流のマクロビオティックで食事が陽性に偏りすぎたために生理がこなくなっている場合もあって、陰陽のバランスを正しく直せば生理がくるようになるという説明をされる場合もあるようです。
私はマクロビオティックについては、まだまだ未熟者ですから、真偽のほどはよくわかりませんが、今回はマクロビオティックということにこだわらない考え方をご紹介したいと思います。
なぜ生理が止まってしまうのかということを考えてみましょう。
それを考えるとどうしたら生理がくるかがわかります。
1.マクロビオティックを始めてから、極端に栄養が不足していませんか。
よく無理なダイエットをすると生理が止まると言われています。脳が生命の維持に危機を感じると、生命維持とは直接関係のない生殖器官の働きを真っ先にストップするからというのがその理由です。
2.昆布を摂りすぎていませんか?
以前、昆布のとりすぎは甲状腺の病気になる!の記事にも書きましたが、昆布の摂りすぎが原因で甲状腺がうまく働けなくなることがあります。
甲状腺機能低下症になると、生理不順や、生理が止まるなどの症状がでる場合があります。
昆布を摂りすぎていないか注意してみてください。
3.カルシウムが不足していませんか?
玄米を食べるとカルシウム不足になるというのは本当?と「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」いう記事の中で玄米が体内のミネラルを体外へ排出するというお話をしたことがありますが、カルシウムが不足すると、体内のホルモンの分泌の調整がうまくできなくなります。
カルシウムが不足していないか考えてみてください。玄米を胚芽米や白米に変えたり、カルシウムを多く含む食べ物を摂る、良質なカルシウムのサプリメントを摂るなどが必要です。(良質なカルシウムとは非活性天然カルシウムのことです。)
そして、玄米を食べない場合は魚を少し摂ることをお勧めします。
4.細胞は喜んでいますか?
卵巣や子宮の細胞が正常に働いていない場合も生理不順の原因になります。
細胞が喜ぶことをして正常に働けるようにしてあげてください。そのためには、新鮮な良い血液をたくさん送りこんであげることが大切です。
①足湯をして、血液の循環をよくする。
②締め付けるストッキングや、ガードル、きついGパンなどをはかない。
③(重複しますが)良質なカルシウムを摂る。(これが最も重要だと思います)
④良質な油(フラックスシードオイル)を摂り、悪い油を避ける。
5.規則正しい生活をしていますか?
生活のリズムをを正しくすれば体のリズムも正しくなります。夜更かししていませんか?
①早寝早起きする。
② 適度な運動をする。
6.女性であることを意識していますか?
女性ホルモンの働きを高めるようにすることが大切です。
①大豆製品を摂る。
②スカートをはく
③お化粧をする。(②、③はけっこう関係あるらしいですよ)
生理がこないからといって、薬を飲むのはあまりお勧めできません。
薬はあくまで対症療法であって、根本治療ではありません。薬をやめたら又もとに戻ってしまいます。かといって一生飲み続けるわけにはいかないのですから。 薬を飲まずに、どうしたら良くなるかということを考えたほうがよいと思います。
※生理が来ない原因には病気の場合もありますので、1度お医者さんにご相談してみることをお勧めします。
ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしてください。いつもありがとうございます。感謝です!
こちらもよろしくお願いします♪
☆温かいコメントをありがとうございます。コメント欄は確認後に表示させていただいております。「作ってみたよー」や感想など、コメントいただけるとうれしいです。お返事は、ブログをお持ちの方はそちらへ伺います。ブログをお持ちでない方にはこちらでお返事させていただきますね♪
(マクロビオティックを始めたら生理が止まってしまったという方へ)