2008年04月26日

あえてマクロビオティックという必要はあるのか

flower4-26.jpg


昨日、こんなコメントをいただきました。


「マクロビにいい点があるのはよく理解できますが、それは、マクロビに限った話ではなく、多くの健康法が言っていることですよね。
逆に間違っていることも多いですよね。
スミレコさんもそれを感じていらっしゃると思うのですが、それでもマクロビを名乗らなくてはならないものなのでしょうか。

多少、はずれても、、、と、多くの人がはずれまくりながら、都合のいいところだけ取り入れながら、なんでもかんでもマクロビって言っちゃってるのに常々疑問をもっていました。
ちょっと調べようと思ったらこちらのブログをみつけたのでした。

スミレコさんも、マクロビアンであってもなくてもどうでもいいと思えるようになったとのことですが、それでもマクロビって言い続けるのでしょうか?
マクロビという世界から抜け出すってことはないですか?
もちろん、いい点は取り入れたらいいと思いますが、、、。」



おっしゃるとおり、私がマクロビと言い続けなければいけない理由はないと思います。
先日も夫と「スミレコ流健康食」とか新しい名前をつけちゃおうか、などと話していました。

あな吉のベジ的ごはん」のブロガー、あな吉さんをご存知ですか?偶然にも私のお友達のお友達なのですが、彼女も最初は「あな吉のマクロビごはん」というタイトルだったのをすぐに変更されました。マクロのハードルの高さが鼻につき、ゆるベジぐらいがいいとの判断からでした。でもマクロは取り入れていらっしゃいます。


マクロビオティックはとても奥が深く、すばらしいものだと思います。私も多くの部分では今のところその考え方を受け入れています。ただ、ほんの少し受け入れられない部分があり、100%受け入れていないということからすると異端児ということになるかもしれませんね。


にほんブログ村 料理ブログ マクロビオティックへマクロビオティックの中で私が受け入れられない部分は、(今のところ)玄米や全粒粉を長期間食べ続けること、油の使用が多いこととカルシウムの摂取不足という点です。

よく、マクロビオティックをやったら、かえって体をこわしたとかいう話を耳にします。
その多くは、玄米のフィチン酸摂取とカルシウムの問題によるものだと、私は考えています。

それさえクリアーすれば、体をこわすことはないのだということを、多くのマクロビアンやこれからマクロビオティックを始める方に伝えたいという思いもあって、あえてマクロビオティックのカテゴリーでがんばっている部分もあります。


けれども、それ以外の点でマクロビオティックは大部分とても理にかなっていると思います。(まだ知らない部分も多いと思いますが)

陰陽の考え方を嫌う方は多いと思いますが、これは桜沢先生や久司先生が考え出したものではなく、昔からあった考え方です。

私は、極陰の食べものであるトマト、なす、ピーマン、じゃがいも、バナナなどを食べると、リウマチ症状が出て体調が悪くなるので、陰陽の大切さは身をもって感じています。
だから、野菜なら何でもOKのベジタリアンにはなれません。


さて、マクロビオティックでは避けたほうがよいとされる、この極陰の素材ですが、マクロビオティックの有名な先生方でも料理本のなかで、これらの熱帯原産の素材をよく使っていらっしゃいますよね。
そのことについてとやかく言う方はいませんが、これだって、全然マクロビオティックじゃないと思うのです。

でも私が玄米を食べないことと、有名な先生がトマトを食べることと、どっちがより異端児であるか?それを競ったり、追求したりする必要はあるでしょうか?

マクロビオティックはストイックなものではありません。
久司先生も、たまにお友達と普通の食事をしたってかまわない、とおっしゃっています。

絶対に食べてはいけないとか、絶対にこうしなくてはいけないということは何1つないのです。
枠がゆるやかだから、多少枠からはずれても、それぞれの解釈でいろいろな方がそれでもマクロビだと言っているのだと思います。
それはそれでいいと思います。
その人だけのマクロビオティックがあってよいと思っています。


先日の記事の中で私がお伝えしたかったのは、「健康で幸せに暮らす」という目標が皆同じなら、マクロビオティックだ、ベジタリアンだ、リビングフードだとカテゴリーで分けてお互いのここが良くない、あそこが良くないとけなしあうのはやめましょうよ、ということなのです。みんなで知恵を出し合うことが大切なのではないでしょうか?


たとえがよくないかもしれませんが、宇宙を創造した偉大な神を思う気持ちが同じなのに、カトリックだ、プロテスタントだ、イスラムだ、仏教だと分かれて争っているのと同じような感じがしませんか?

世の中には様々な健康法があふれていますが、生物である人間にとって、「本当に正しい食生活」という答えは1つなのだと思います。
今はその答えに向かって皆が試行錯誤している時代で、長い時を経て様々な健康法がいっしょになって、最終的には1つの答えが導き出されるような気がするのです。

私がめざすのは、その「本当に正しい食生活」です。
だからマクロビアンであろうと、マクロビアンでなかろうと、そんなことはどうでもいいことだと思えるようになったのです。

今私はいろいろ言ってはいても基本はマクロビオティックだと思うので、マクロビオティックというカテゴリーの中にいます。

でも、いつか、そのカテゴリーを突き破って飛び出していく時がくるかもしれません。

反対にマクロビオティックそのものも時代とともに変化していますから、マクロビオティックの考え方も変わっていくでしょう。ひょっとしたら玄米はやめようなんてことになるかもしれません。

それでいいのです。


皆が「本当に正しい食生活」とは何かを考え、そして、より良いものを求めて向上していくことが大切だと考えています。


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posted by スミレコ at 10:04| Comment(8) | TrackBack(0) | いろいろ思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
「とりこ」と申します。
お砂糖もお肉も完全にはやめられない、やめようとも思っていない非マクロビアンですが、「マクロビオティック」を謳ってる料理本やHPを覗くと好みのメニューが見つかることが多いので、こちらにもときどきお邪魔しています。
わたしも以前は「あれもこれもマクロビ」っていう考え方を受け入れられずにいました。なんていうか、偽物のバッグを「グッチ」だと言って売ってるのと同じような信用できなさを感じていたのです。
でもいまは、自分が「マクロビアンじゃないけどマクロビ料理は好き」なのだと認められるようになりました。今のところ、わたしにとって「マクロビオティック」は、好みのレシピや料理に出会うための目印みたいなものなのだと思います。
「マクロビオティック」という目印のおかげでこちらのブログにも出会えたので、一言「必要性はないかもしれないけれど、おかげで楽しませてもらってます」とお伝えしたくて・・・長々と失礼しました。
Posted by とりこ at 2008年04月26日 22:10
とりこ様
こんにちは!読んでいただいてありがとうございます。
レストランでも、マクロビオティックと書かれていれば、とりあえず、肉、卵、乳製品、砂糖は使っていないなっていう目安になりますよね。
あえて分類するなら、やっぱり私のブログはマクロビオティックでしょうし、こうして、とりこさんも遊びにきてくださって楽しんでいただいた!
マクロビアンであってもなくても、いいですよ!そうやって少しでもマクロにふれて、体が喜ぶ食事についてちょっとでも考えてもらい、そこから少しずつでも変わっていってもらえたらステキなことです!
楽しむことが1番です。
楽しんでいただけてうれしいです!^^


Posted by スミレコ at 2008年04月26日 23:57
初めまして。私もそれなりにマクロビオティックを研究しながら実践しているのですが、スミレコさんの姿勢に賛成です。ベースを勉強して、その上に自分なりの調整を加えていくのが良いと思います。私もそのようにしています。
そもそも体質は個人差が大きいですので、当然のことかもしれませんね。
Posted by キュービット at 2008年04月27日 14:44
キュービットさま
初めまして!ありがとうございます。そうですね。まずは基本を知ることが大切ですよね。あとは難しく考えて凝り固まらずに、自分の体と相談しながら楽しく取り入れていく、ですネ!また遊びにいらしてくださいませ!^^
Posted by スミレコ at 2008年04月27日 18:57
はじめまして。
私も、スミレコさんのマクロビに対する姿勢に賛成です。
実は毎日楽しみにブログ読ませていただいています。私には1歳3ヶ月の息子がいます。
出産を機にマクロに興味を持ちはじめ、子供は是非マクロで育てて行きたいと思っています。先日も、スミレコさんの炊き込みごはんを参考に作らせていただきました。昆布しいたけだしと、醤油だけてすごくおいしい炊き込みご飯ができました。スミレコさんのレシピやお店の紹介など今後も楽しみにしています。(九州に住んでいるため、マクロ料理のお店には、なかなか行けないのでスミレコさんの記事を読んで、行った気になっています♪)
Posted by min-t at 2008年04月28日 11:24
スミレコさん、私の悶々とした失礼なコメントに丁寧にお答えくださってありがとうございます。

私は、健康法を断食から始めたんです。(断食について語ると、これまた長くなりそうですね・・・)
断食から始まっているので、むしろマクロビはゆるいんですよ。
油と塩の摂り過ぎだし、スイーツも多いし、陰陽は中国のそれとは違うし、いろんな部分が都合のいい解釈から来ているように思えたんです。

でも、それはそれでいいんですよ、いろんな考えがありますから、ただ、ど〜もこの頃の流行り方というのが、ファッションみたいになっちゃって、それがなんかなぁ〜って感じで。
それに、控え目を装いながら、実は大上段に構えてて、それで信者集めて、なんなの〜? って、マクロビがそんなにえらいの? って感じがしてたのかも。
あな吉さんが鼻についたってのもちょっとわかるような・・・(~_~;)
今の私は、ゆるゆる玄米菜食ですから、ヘルシーな料理を作って「マクロビね」と言われることも多くて、でも「違う、一緒にしないで〜!」みたいに思っちゃうんですよねー。

>「健康で幸せに暮らす」という目標が皆同じなら、ーー(略)ーー お互いのここが良くない、あそこが良くないとけなしあうのはやめましょうよ、ということなのです。みんなで知恵を出し合うことが大切なのではないでしょうか?

おっしゃる通り、心にも体にもいいこと、めざすところは一緒でつながっているんですよね、最後は、宇宙ですか・・・ただ、現実問題、真実だと思っていたことが、変化することはありますよね。

いずれにしても、マクロビのおかげで、食と健康について考える人が増えたことは間違いなく、人生が変わった人もいますよね、、、、もうちょっと私も心をオープンにして見つめ直してみます。
なので、またいろいろ意見交換してくださいませ〜!
長くなってすみません、ありがとうございました!
Posted by ☆青☆ at 2008年04月28日 18:59
min-tさま
いつも読んでいただきありがとうございます。
私のレシピで作っていただいたとのこと、とってもうれしくコメントを読ませていただきました。かわいいお子さんも喜んで食べてくれたかしら?
こどもの頃の食生活が、大人になってからの健康にとても大きな関係がありますので、min-tさんのお子さんは赤ちゃんの時からマクロで育って幸せですね!
これから走り回って目が離せない時期で大変だと思いますが、一番楽しい時なので、楽しんで子育てしてください。
また遊びにいらしてくださいね!
Posted by スミレコ at 2008年04月29日 20:56
☆青☆さま
断食から始められたんですか!私はしたことがないのですが、断食はとってもいいそうですね。先日断食のおもしろい講演会を聞いてきたので、ご報告したいと思っていたところです。
健康法に入る入り口は人によっていろいろなんでしょうね。
ファッションとしてのマクロから入る方がいても許してあげてくださいませ。
皆で、今より少しずづ前に進んで歩んでいきましょう。
私も、今回じっくり考えるとても良い機会となりました。☆青☆さんのおかげです。ありがとうございました。またいろいろお話聞かせてくださいね。
Posted by スミレコ at 2008年04月29日 21:33
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