2008年01月03日

マクロビオティックへの家族の理解

yuuhan.jpg


お正月早々、なんと包丁で親指を切ってしまいました。バッド(下向き矢印)
そんなに重症ではないのですが、かすり傷程度というよりはちょっとひどく、傷口が開いてしまいそうで水仕事ができません。

昨日の夜から夫が皿洗いをしてくれたり、流しを洗ってくれたりしています。

そして、今日の夕食は夫と娘たち2人で作ってくれました。

普段は夫も子どもたちも忙しく、ほとんど私が作っているので、今日は私の指揮のもと、3人が奮闘してくれました。

「まず、ねぎをみじん切りにしてくださーい。」

と言うと、夫がねぎを冷蔵庫から出し、洗ってから一生懸命ねぎをみじん切りします。
洗って切るのは夫の担当。

「なべにごま油を入れて、ねぎとしょうがを炒めてね」

と言うと、上の子が火をつけて炒めます。
上の子は火の担当。

「カップにくず粉を小さじ2杯入れてね」

と言うと、下の子が計量スプーンでくず粉を計ります。
下の子は調味料の配合係り。

そうやってできあがった本日の夕食は、野菜炒めとマーボー豆腐、かぶの味噌汁です。

夫と娘たちの愛情という調味料が加わって、とってもおいしい夕食でした黒ハート

作っている本人たちもすごく楽しそうでした。

楽しそうに作っている3人を見ていて、こうやって自然にマクロビオティックの食事を作ることができるようになっていくって、いいことだなあと思いました。


マクロビオティックを始めようとする時に、家族の猛反対にあうことがあります。

今まで慣れ親しんできた食生活をやめて、全く違う食事になるのですから、まずく感じたり、もの足りなさを感じたり、がまんしなければいけないことも多く、不満がたまってしまうからです。

我が家でも、マクロビオティックを始めることにした時、やはり、いろいろありました。
それまでも野菜中心の食事をしていましたから、そんなに大きな変化があったわけではないのですが、一番の変化は、お味噌汁でした。

かつおぶしをたっぷり入れてダシをとったお味噌汁の味に慣れていたので、昆布しいたけダシのお味噌汁の味がおいしく感じられなかったのです。

いつも会社から帰ってきて夕食を食べる時、1番最初にお味噌汁を飲んで
「うまいなあー!」
と、言ってくれていた夫の口からその言葉がなくなりました。
お味噌をいつも使っていたものから麦味噌に変えたことも原因でした。

そして、ある日こんなことがありました。

私がこどものお稽古事のお迎えで帰りが8時近くなってしまったのですが、めずらしく夫が私より早く家に着きました。

夫は、まだ夕食ができていないことに気づき、お味噌汁を作ってくれようとしましたが、かつおぶしがなかったのでダシをとることができず、お味噌汁を作ることができませんでした。
サラダを作ろうとしても、サラダになるような使い慣れた材料はなく、れんこんやごぼう、豆などしか置いていなかったのでサラダも作れませんでした。

マクロビオティックの調理法を知らない夫は、料理をすることができなかったのです。

けれども、その日私は夕食の用意をして出かけていました。
いつもと違う場所にしまったり、いつもと違うなべに入っていて、わかりにくかったのです。

ただ、そのことがあって、私はとても反省しました。
マクロビオティックに切り替えようと思って、いらないものは処分し、使い慣れない食材ばかりを買い揃え、あまりにも急激にやりすぎだったなと。

食べ慣れていたおやつも、自然食品店で買ったものでしたがお砂糖やショートニングを使っていたので、全て処分してしまっていました。
夫は夕食後にちょっとしたおやつを食べるのを楽しみにしていましたから、それも取り上げられて、ずいぶんとがまんをしていたと思います。

それから、私自身がマクロビオティックの料理を作るのに慣れていなくて、お味噌汁すらおいしく作ることができない状態でした。
手際も悪く、料理に時間がかかって夕食の時間が遅くなることも多かったのです。

そこで私は、かつおぶしを買い、お味噌も以前使っていたものを買いました。
そして、時間がなくて昆布しいたけダシを作れない時などに、時々かつおダシを使いました。

すると、その日は夫も子どもたちも
「今日のお味噌汁、おいしいねー!」
と決まって言うのです。
やっぱり、わかるんだわ、と1人で思ってがっかりしていました。

ところがある日、昆布しいたけダシで作ったのに、
「おいしいねー!」
と言ってもらえたのです。

私の料理がちょっぴり上手になったのと、少しずつ昆布しいたけダシの味に慣れたということもあるでしょう。
今ではかつおダシを使うと、かえってその味がじゃまな感じがするまでになりました。

煮物の煮方、味付けなど、全ての慣れ親しんだものを変えるのには、ある程度時間が必要だと思います。
あまり突っ走りすぎず、家族の反発がある時は、立ち止まったり、後戻りすることも必要です。

それから、料理の腕を磨くこと。

マクロビオティックの料理は、シンプルな調味料で味付けするため、ごまかしがききません。
ゆですぎや、煮汁の飛ばし方の足りなさなど、ちょっとしたことで味が大きく変わります。
心をこめて、丁寧に料理する気持ちがないとおいしい料理ができないのです。

おいしく作れるようになれば、自然と家族もマクロビオティックを好きになってくれます。


もう1つは、食育ですね。
食事のたびに、それとなくマクロビオティックのことを話してあげていると、そのうちに理解を示してくれるようになります。


それから、もう1つは、本人が変わること。家族がまったく受け付けてくれないと悩んでいた方でも、その方が1人でマクロビオティックを続けていて健康になったり美しくなったりする変化を見て、家族が心を動かされて食べ始めてくれることもあるようです。


結局、あせらず、気長にというのが大事なことのようです。


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posted by スミレコ at 23:56| Comment(4) | TrackBack(0) | いろいろ思うこと | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!あけましておめでとうございます!
ランキングから来ました。かつらといいます。
2~3記事を読ませていただきましたが興味深く、とっても柔軟な考えのスミレコさんが素敵だな~と思います。
私も少しばかりマクロを取り入れています。が家族の問題や精神面、体調などマクロビオティックをはじめている多くの方に
スミレコさんのようなおおらかな気持ちで取り組んでいただけたらと思っています。
Posted by かつら at 2008年01月04日 14:04
かつら様
はじめまして。お正月早々、うれしいコメントありがとうございます。
皆さんに、マクロのいいとこ取りをして、楽しみながら健康になってもらいたいです。しかめつらしながらやっていたら、かえって病気になっちゃいそうですものね!
また遊びにいらしてください♪
Posted by at 2008年01月05日 19:09
あけましておめでとうございます!今年も日記、楽しみにしています(^-^)

この記事を読ませて頂きましたが、本当、そうだなぁとつくづくと思いました。
うちは急激派で、彼も何も言わなかったんですが、初めの頃は、おいしくないし、味ないし、、と野菜いためと煮物の日々・・・。
あの時後戻りしながらしていたら、今、自分の生徒さんにももっと気の利いた事をアドバイスできたかなぁなんて思います。
スミレコサン、柔軟な対応がさっとできて、素敵です!
物事すべてに通じることですよね。
やっと、ここ何年かで、そうやって思えるようになりました。
Posted by little-vege at 2008年01月07日 22:42
little-vegeさま
あけましておめでとうございます。
little-vegeさんのご主人はえらいですね!
でもやっぱり、その日々を通ってきたからこそ、今のlittle-vegeさんがあるのですよ!きっと生徒さんたちも、little-vegeさんのアドバイスに元気付けられている方がたくさんいらっしゃると思います。
私は日々試行錯誤です!がんばります!!ありがとうございます。
Posted by スミレコ at 2008年01月09日 12:28
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