マクロビオティックや食育などを実践している家庭の子どもたちは、他の子どもたちに比べて小さい子が多いようです。
うちの子どもたちも、上の子はクラスで1番小さいし、下の子もクラスで2番目に小さいです。
お母さんが食事に気をつけていて、お肉や牛乳、卵などをとらないお友達のことを思い浮かべてみると、例外なく、みんな小さいです。
中には「栄養が足りないのかしら」と心配になってしまうお母さんもいます。
最近の子どもたちは大きくて大人っぽいですよね。
小学校の3年生で初潮を迎えてしまう女の子もいますし、胸もかなり
大きく成長します。
けれども、私たちが小学生だった頃のことを思い出してみると、小学生って今よりもっと小さくてこどもっぽかったように思います。
文部科学省の学校保健統計調査によると、6年生の男子の平均身長は昭和23年には130.4cmでしたが、平成19年には145.1cmにもなっています。
平均体重は28.2kgが38.7kgに増えています。
もし昭和23年の6年生を連れてきたとしたら、今の小学校3年生と同じ位の体格になります。
5年生までに初潮を迎える女の子の割合は、昭和62年には17.1%でしたが、平成14年には29.5%に増えています。
なぜ、こんなにも子どもたちの成長が早まっているのでしょうか?
生活スタイルの欧米化や、環境ホルモンの影響とも考えられていますが、それでは私の子どもや、食べ物に気をつけているお友達も成長が早まらなければおかしい、ということになってしまいます。
1番の原因は動物性食品、特に牛乳の摂取による影響だと、私は考えています。
牛は生まれてから牛乳を飲んで急激に大きくなり、約18ヶ月で大人の牛に成長します。
牛乳というのは、牛をそれだけ早く大きく成長させるための飲み物なのです。
人間が牛乳を飲めば、同じように早く大きく成長するのです。
では、牛の寿命は何年でしょうか?
だいたい15~20年と言われています。
早く大人になるということは、言いかえれば早く老化することを意味するのではないでしょうか。
人間には、人間に適した成長の速度があります。
早く大きくならなくてよいのです。
ゆっくりと、人間らしく成長していけばよいのです。
食事に気をつけていると、初潮を迎えるのはだいたい15歳前後のようです。
精神的にも大人になってから初潮をむかえるのが自然ではないかと思います。
お母さん、あせらなくて大丈夫ですよ。
(2015.7.30追記):うちの娘たちのその後の成長について記しておきます。
長女は現在21歳。高校卒業時は「やっぱりちょっと小さめで終わったか...」と思いましたが、なんとその後も毎年身長は伸び続け、今年も1cm伸びて驚いています。大きい方ではありませんが、今ではちゃんと人並みの身長です。はたしていったいいつまで伸び続けるのか?!
次女は現在17歳。まだまだ小さいですが、上の娘を見ているので、「これから、これから。」と安心して見守っています。
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(マクロビオティックと子どもの成長)