
陰陽というのは、古代中国の思想で、
「宇宙のすべてのものには陰と陽という相反する2つのものがあり、その2つのものは引きつけあったり補いあったりして、たえず変化しながらバランスをとっている」
というものです。
「陰性」は膨張やゆるめる力、外に向かって広がる遠心力を表しています。
やわらかい、軽い、冷たい、寒い、大きい、月、植物、水気が多い、ゆっくりなどが、より陰性とされています。
「陽性」は収縮力や締める力、中心に向かって収縮する求心力を表しています。
かたい、重い、熱い、暑い、小さい、太陽、動物、乾燥している、速いなどが、より陽性とされています。
食べ物もすべて陰陽に分けることができます。
食べ物を食べることで人間は体の陰陽のバランスをとります。
たとえば、体を冷やす作用のある熱帯産のパイナップルやバナナなどは陰性の強い食べ物です。
肉類は動物ですから陽性の強い食べ物です。
熱帯地方の強い太陽光は陽性なので、そこに住む人々はバランスをとるために陰性の強いトロピカルフルーツを食べて体を冷やします。
反対に、エスキモーなど、寒い陰性の場所に住む人々は、陽性の強い肉を食べて体を温めます。
極端に寒くもなく暑くもない温帯に生活する私たちは、陰性にかたよったものや陽性にかたよったものではなく、陰陽のバランスのとれた中庸のものを食べるとよいと言われています。
体の陰陽のバランスを整えることが健康な体を維持することになります。
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