Q.玄米や雑穀などにアレルギーがありますが、玄米を主食とするマクロビオティックを実践することは無理でしょうか?
A.玄米がマクロビオテイックの全てではありません。玄米や雑穀以外の部分でマクロビオティックを取り入れていくことは可能です。
玄米にはとても強い拝毒作用があり、体の中にたまっている悪いものを一気に外へ出そうとするために、アレルギーを持っていなくても湿疹などの症状が出る場合があります。まして、アレルギーがある方はその作用がとても強く出てしまいます。
「悪いものは全部出してしまった方がよいのだから、とにかく玄米をよく噛んで食べ、甘味料、油、動物性食品を一切排除するように」などと、厳しい食養を勧める考え方もあるようですが、そうすることで、日常生活が送れないほど湿疹が出てしまったり、ぜんそく症状が出たり、ひどい場合には危険な状態になることも考えられます。
少しずつ体質を変えて行き、気長にアレルギーを克服するつもりで、アレルゲンを除去したマクロビオティックを取り入れていかれるのがよいと思います。
玄米の代わりに白米を主食にする場合は、玄米に多く含まれるミネラルやたんぱく質を補えるメニューを工夫することが大切になります。
また、かかりつけのお医者様と充分相談してから始められることをお勧めします。
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