玄米ごはんはボソボソしておいしくない、と感じている方は多いと思いますが、この炊き方で炊くと、甘みがあって、プチプチとした食感が楽しい、おいしい玄米ごはんになります。
圧力なべで炊く方法
（もっちりと甘くやわらかい炊き上がり。
より陽性の炊き方なので、陰性体質の方、寒い時期におすすめ）
１．玄米を水でやさしく洗う
２．玄米を圧力なべ
に入れ、分量の水を加える３．ふたをはずしたまま、温まるまで１０分ほど中火にかける
４．塩を加え、ふたをして強火にする
（玄米を水に６時間以上つけておいた場合は、初めから塩を加えてふたをし、火にかけてよい）
５．圧力がかかったら弱火で３０分炊く
６．火を止めてから、ふたをとらずにそのまま１０～１５分むらす
７．ふたをとり、しゃもじでやさしく上下を返して混ぜる
８．好みで、おひつに移す
圧力なべでおいしく炊くポイント
［とぎ方］
玄米は傷がつきやすいので、やさしくやさしく、かきまぜます。
おがみ洗い（両手でこする洗い方）は玄米の外側の皮に傷がつき、プチプチした食感がなくなっておいしくなくなります。
［水の量］
玄米の１．２倍～１，８倍
体調や気候、好みに合わせて調節します。
［水に浸ける時間］
６時間～１晩水に浸けると発芽前の状態になり、消化、吸収がよくなります。より陰性になります。
陽性に炊きたい場合は、水に浸けずに炊きます。
［炊く時間］
圧力をかけて炊く時間は２５～４０分の間で調節します。
夏は短めに、冬は長めにします。
［塩］
１合に対し１つまみ入れます。
［圧力なべ
］底の厚い物の方がおいしく炊けます。また、電気釜でもかなり強い圧力のかかる物があります。
土なべ、ステンレスなべで炊く方法
（あっさりとして、ねばりけがないサクサクした炊きあがり。
より陰性の炊き方なので、陽性体質の方、暑い時期におすすめ）
１．玄米を水でやさしく洗う
２．玄米をなべに入れ、分量の水を加える
３．ふたをはずしたまま、温まるまで１０分ほど中火にかける
４．塩または切手大のコンブを入れ、ふたをして強火にする
（玄米を水に６時間以上つけておいた場合は、初めから塩またはコンブを加えてふたをし、火にかけてよい）
５．沸騰したら弱火にして５０～６０分炊く
６．火を止めてから、ふたをとらずにそのまま５分むらす
７．ふたをとり、しゃもじでやさしく上下を返して混ぜる
８．好みで、おひつに移す
土なべ、ステンレスなべでおいしく炊くポイント
［とぎ方］
玄米は傷がつきやすいので、やさしくやさしく、かきまぜます。
おがみ洗い（両手でこする洗い方）は玄米の外側の皮に傷がつき、プチプチした食感がなくなっておいしくなくなります。
［水の量］
玄米の１．８倍～２倍
体調や気候、好みに合わせて調節します。
［水に浸ける時間］
６時間～１晩水に浸けると発芽前の状態になり、消化、吸収がよくなります。より陰性になります。
より陽性に炊きたい場合は、水に浸けずに炊きます。
［炊く時間］
圧力をかけて炊く時間は５０分～６０分の間で調節します。
夏は短めに、冬は長めにします。
［塩］
１合に対し１つまみ入れます。
より陰性に炊きたい場合は、塩の代わりに切手大のコンブを入れます。
追記１：2007.12.28の記事「玄米を食べるとカルシウム不足になるというのは本当？」
追記２：2007.12.29の、玄米によるミネラル不足に関する記事「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」
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（玄米ごはんのおいしい炊き方）
