春休みの間に子ども2人の血液検査をしました。
高1の長女は昨年健康診断でひっかかった甲状腺がその後どうなったかの確認です。(以前の記事・・昆布のとりすぎは甲状腺の病気になる!)
本当は半年後と言われていたので12月に行かなければいけなかったのですが、忙しかったり、本人が行きたがらなかったりで9カ月後の検査となりました。
結果は全く問題なし(^^)/
やっぱり病気ではなく、昆布のとりすぎが原因だったということが証明されました。
今後も昆布をとりすぎないように、ということでこちらは一件落着。
さて、6年生の次女は、なぜ血液検査をしたかというと、赤ちゃんの時に血液検査をしたのですが、その時に肝臓の機能を示すGOT、LDH、ALPが高めだったので、「それほど心配はいらないけれど、何かのついでにまた検査をしてみてください」とお医者様から言われていたのです。
気にはしながらも、ついつい延ばし延ばしにしていたのですが、中学生になることだしと、念のため検査をしました。
すると、今回もまたALPの数値がとても高く出ました。
何かあるといけないからということで、大きな病院に紹介状を書いていただき、足取り重く再度大きな病院の小児科へ。
結果は、この数値が高くても、ほとんど心配しなくて大丈夫というものでした。
赤ちゃんの頃の数値も見ていただいたのですが、それも全く問題なしということでした。
私が今まで10年以上いつも心のどこかで「この子は肝臓が悪いのかもしれない」と思っていたのは、全然心配する必要のないことだったのです!
通常、子どもが血液検査をすると、大人の基準値に照らし合わせて、高い場合は「H」、低い場合は「L」というマークがついてしまうのですが、新生児や小児期には多くの項目で大人の基準値とは差があるので、HやLのマークをつける必要のないものもあるのです。
たとえばGOTは新生児期には大人の約1.5倍、7ヵ月では約2倍、LDHは新生児期には約1,8倍、ALPは1歳から思春期まで3~4倍、思春期ピークでは4~6倍になることもあるそうです。
反対にこどものほうが数値が低いものにはアミラーゼ、IgA、IgG、総タンパク、クレアチニンなどがあります。
ごくごくまれに、その数値の中に病気がかくされている場合もありますが、多くは全く心配する必要のないものだとお医者さんに言われました。
子どもの血液検査をする機会は少ないし、データも少ないので、町のお医者さんは「H」や「L」のマークを見ると驚いてしまわれるようなのですが、子どもと大人の血液検査の基準値には差があるということを知っていれば、必要以上に心配したりドキドキしたりすることはありません。
血液検査をする時も、きちんと子どもの基準値が反映された形でデータを出してくれるようになるといいな、と思います。
ということで、次女のほうも、とりあえずホッと一安心でした。
※参考「こどもの検査値ノート第2版」2004 医学書院
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さぞやご心配なさったことと思います。お役に立ててよかったです(^-^)